設営ぶじ終了|キャプションを見直したい

今年は仕事はじめドンで展覧会の設営をするスケジュールだったので、つくりもの全部揃ってるかなとか、ロジの手配大丈夫だったかなとか、年あけはすこしそわそわしていました。チームのみんなで、年明けそうそうの設営厳しい・・・と涙に暮れていたんだけど、ファウンダーの誕生日に初日を合わせよう!という趣旨の展覧会で、誕生日はたぶん変わることがないので、毎年似たような展開になると思われます。はやめに・じゅんびを・すればよいのだけどね?

秋の展覧会はほとんどキャプション(題簽)のない展示だったけれども、新春展はうってかわってキャプションパレード。部屋の大きさに比べてけっこう枚数が多くて(90枚とか)、毎回、手数を減らせて、さらにはもうちょっとエコな方法はないものかと感じています。いまは普通に、マットコート紙に刷った出力を、スチレンボードに貼ってトンボで切ってもらっている。切るのも大変だし、スチレンボードが使い捨てなのも気になっています。

  1. 5-7mm くらいの厚さがほしい
    紙を切るだけなら大分手数を減らせるのだけれども、いまの展示室のしつらい的にはやはり厚さがほしい
  2. 表面はかぎりなくマットにしたい
    アクリルに挟むという方法もあるけど、光ってしまって読みづらいのと、展示ケース内にいれると2重にバリアがある様子になってしまって重くるしい印象がある
  3. なるべくごみを出さないものがよい
    きょねんの夏に、中学生と気候変動に関するワークショップをしたときに、展覧会の設営の際にでるごみのことが話題になって、それから(遅ればせながら)ミュージアムのごみについて考えるようになった

というのが希望のおおよそなんだけれども、まだあまりいいアイデアがない。とくに3番目、なるべくごみをださないという事については、いまきちんと考えておいたほうがいいと思う。きょねんのワークショップを受けて、来年度もまた、中学生と気候変動についてのワークショップを(もうちょっと長い時間をつかって)する予定なので、そこで考えてみようかな。学芸員課程の大学生たちとディスカッションするのもよいかもしれない。

なにか関連する活動レポートとか、文献がないかも探してみたいとおもいます。

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4件のフィードバック

  1. いちこ
    いちこ

    考えてみたことなかった・・・イギリスの特別展だと壁に直に印字していたりするよね。

    1. ほんまのアバター
      ほんま

      わたしも全然かんがえてなかった・・・
      壁に印字、薄いカッティングシートなのか、それかすごく大きい出力を壁紙状にすごく綺麗にはってるのか、どっちかかなあ。
      タイトルとか、出力せずにプロジェクターで打つとかもあると思うんだけど、そうすると今度は電気を使っちゃうよね。

  2. ほんまのアバター
    ほんま

    なんとか無事開けられそう!
    展覧会のサスティナビリティ問題、気になるよね。
    ICOM京都でもパネルをやっていたのだけど、そのときはぼーっと聞いてしまい・・・
    https://icomjapan.org/journal/2020/09/02/p-1307/
    これから追っかけてみようと思うよ〜。英語だと本が出ているみたいなんだけど、日本語だとまだあまり見つけられないような?(探し方がわるいのかも。あ、でも英語のも去年の11月発行と新しい・・・)
    The Sustainable Museum:How Museums Contribute to the Great Transformation
    https://doi.org/10.4324/9781003195207

    このへんも興味ぶかめ(自分のメモを貼り付けていくスタイル)
    https://www.ne-mo.org/advocacy/our-advocacy-work/museums-and-sustainability.html

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  3. れい
    れい

    設営おつかれ!展覧会事業のSDGs問題、これから絶対重要になってくると思う〜。大型展なんて作り込み過ぎでは?と思うぐらい会場ゴテゴテだし、ああいうのが全て廃棄されるのはいたたまれない。ぜひ学生たちとディスカッションなど!

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